『――――かわいい少女たちとの恋愛、それとニューオリンズの、つまりデューク・エリントンの音楽。他のものは消え失せたっていい、醜いんだから。』






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2005年07月26日(Tue)
『――――かわいい少女たちとの恋愛、それとニューオリンズの、つまりデューク・エリントンの音楽。他のものは消え失せたっていい、醜いんだから。』
岡崎京子の漫画化で話題になっているようす。
タイムリーに2冊入荷しましたのでご紹介。

原題:L'ecume des jours (1947)フランス


『日々の泡』新潮文庫
ボリス・ヴィアン 曽根元吉訳
新潮文庫 ウ-18-1
初版発行:1998/3/1
2000/7/15再版3刷
文庫判 302p 170g
カバー:Estate of Ben Shahn

並。カバー背頭少すれ。購入画面へ→

愛を語り、友情を交わし、人生の夢を追う、三組の恋人たち―純情無垢のコランと彼の繊細な恋人のクロエ。愛するシックを魅了し狂わせる思想家の殺害をもくろむ情熱の女アリーズ。料理のアーティストのニコラと彼のキュートな恋人のイジス。人生の不条理への怒りと自由奔放な幻想を結晶させた永遠の青春小説。「20世紀の恋愛小説中もっとも悲痛な小説」と評される最高傑作。


『うたかたの日々』ボリス・ヴィアン全集3
ボリス・ヴィアン 伊東守男訳
早川書房
初版発行:1979/6/15
19cm 252p 315g
解説:「睡蓮が咲くまで・・・・・・」荒俣宏

初版、並。ビニカバ、帯あり。購入画面へ→

肺のなかに睡蓮が生長する奇病にかかった少女と青年との悲痛な愛――青春の夢と真実を、優しさと諧謔にみちた笑いで描く代表作!


ハヤカワepi文庫での解説は以下のとおり。
小さなバラ色の雲が空から降りて来て、シナモン・シュガーの香りで二人を包みこむ…ボーイ・ミーツ・ガールのときめき。夢多き青年コランと、美しくも繊細な少女クロエに与えられた幸福。だがそれも束の間だった。結婚したばかりのクロエは、肺の中で睡蓮が生長する奇病に取り憑かれていたのだ―パリの片隅ではかない青春の日々を送る若者たちの姿を優しさと諧謔に満ちた笑いで描く、「現代でもっとも悲痛な恋愛小説」。


「現代でもっとも悲痛な恋愛小説」とは レイモン・クノーの評らしいが一人歩きして
今では『うたかたの日々』(日々の泡)を語る際の代名詞となった。
ジャン・ソオル・パルトルの書物を探し回るシックの姿は同病の私にとってはもっとも痛々しい。(サルトルに振り回されるヴィアン自身の運命をも象徴しているのか!?)